キキララ☆彡

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タイタニック

大型連休に船旅をし、船で一泊しました。


船の旅も快適で、海に囲まれていいな~と思いました。


デッキで海を眺めている時に、タイタニックの事が頭に浮かんだんです。


氷山にぶつかって沈没するとか、そんな初歩的なミスをしてしまうことに
何か違和感を感じたんです。



私がタイタニック沈没について知ったのは、中学生の時、英語の教科書で。


当時は、大型豪華客船が、氷山にぶつかって沈没したのか、
不運だったんだな。。。と思ったくらい。


世界的に大ヒットした『タイタニック』を映画館で観たときも
氷山にぶつかるなんて、不幸が重なってしまったんだな。。。と
素直に状況を受け入れましたけど。



でも、自分が大型の船に乗ったときに、なんで氷山にぶつかってしまった
んだろうと、疑問に思い調べてみたくなったのです。



それで、ネットでざっと調べました。(^ ^)



DVDも観ました。やっぱりロマンティックで心打たれますが。



レオ様は素敵ですね♡


ローズの家では、父が亡くなり借金だけが残り、でも上流階級という
家柄だけを武器に、富豪な結婚相手を見つけて幸せな人生が待っていそうでしたが。。


ローズが若すぎたのか、奔放だったのか、あまりに素敵なレオ様にときめいて
しまったのか。。。



でも婚約者のキャルドンのように何でもお金で解決しようとする人間はイヤですね。




氷山に話に戻って。。


海を監視する2等航海士が、双眼鏡を持っていなかった。
航海の直前に人事異動があって、唯一双眼鏡を持っている人が任務から
はずれたけど、自分のロッカーに鍵をかけてしまい、鍵もなく
他の2等航海士は、双眼鏡がないまま、目視で海を監視。


しかも月もなく、なぎで白波も立たなかったので、氷山を認識しずらい。


無線では10回も氷山の警告をしたのに、無視。。。無視なのか、他の
業務に没頭していて、氷山の警告を聞き逃してたのか、どこか前の段階で
止まってしまっていたのか。。航海の前日に無線機が故障してしまい、
当日は直って出航となったが、電報の任務に追われたとか。。。


スミス船長は、姉妹船のオリンピック号でも2回、船の事故を起こして
いて、そのスミス船長がタイタニックの処女航海の船長に。。
タイタニックを最後に引退の予定でした。。


映画では氷山がぶつかる前に、レモンティーを飲んでいて、
その後、就寝したようですが。。


映画でも、本当に実際の人と似た俳優を使ってますね。
スミス船長と実際の俳優がよく似ている。そして、オリンピック号を設計した
アイルランド人のアンドリューズもとてもまじめで誠実そうな感じだし、他の
乗組員もまじめで好感が持てます。


最後は、みんな殉職しますが、ホワイト・スター・ライン社の社長は、
他の乗客に紛れて、救命ボートに乗り込んで卑怯者のレッテルが貼られます。


タイタニックの映画の後半は、本当に心に残るシーンがたくさんです。


楽器を演奏し続ける音楽家とか。。色々。。。



救命ボートは、20艘しか搭載されていなかったんです。
48艘あれば良かったのですが、乗員・乗客の半分の量しか助からない数です。
会社の方針でデッキの外観の美観を損ねるとかで。
でも義務付けはされていなかったようです。
まさか2時間半で沈没するとも当時は思ってませんでしたし、絶対に沈まない船
と言われてましたので。。


救命ボートも、助けにきた船に乗る為の繋ぎとしか考えていなかったのでしょう。


タイタニックは最大で3500人乗れる船でしたが、その時の乗員乗客は
2200人ちょっと。乗った人数は通常の予定よりは大幅には少なくなっています。
ホワイト・スター・ライン社のオーナーのモルガンは直前にキャンセルし、その
取り巻き?の50人も相次いでキャンセル。ただ単にモルガンが乗らないなら
やめようってことだったのかもしれませんが。。


犠牲者は、1513人。生き残ったのは、690人ほどです。


救命ボートが実際の人数の半分しかなかったことと、65人乗れる救命ボートに
1等客室の乗客は30名弱しか乗らず、それ以外の救命ボートでも定員ギリギリで
海に降ろしていなかったのです。
(後半の3等客室を乗せる時は、ぎりぎりの人数を乗せたようですが。。)


乗組員は、救命ボートの取り扱い説明を全く受けておらず、落ちるか不安だからと
いうこともあったようです。


映画では、アンドリューズが試験で70名乗せて大丈夫だったから65人乗せろ
と言っています。


65人定員の木製の船が14艘、折りたたみの40人定員の船が6艘です。
定員で乗せていれば、1150人は助かっています。
多くの人を助けたいのに、悔やませて亡くなった乗組員は無念だったでしょう。


アンドリューズも女と子どもを優先的にボートに乗せたり、救命ベストをみんなに
配ったりして献身的に行動して素晴らしい人でした。


本当に悲劇です。


そして、なんとタイタニック号には巨額の保険金が掛けられていたのです。


さらに、ホワイト・スター・ライン社は、資金繰り悪化で経営難の状態でした。



姉妹船のオリンピック号で、イギリス海軍の船にぶつかる事故を起こし、訴訟
されています。敗訴し、多額の負債をかかえます。


オリンピック号の莫大な修理費とイギリス海軍の船の賠償金をかかえて、
窮地に追い込まれていたようです。


保険金詐欺の疑惑もありますが、真相はわかりません。。



ミステリーです。




いつまでもロマンチックなタイタニックですけどね。

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